「彫刻とは何か?」という問いかけは、正解のない回答への問いかけです。現在、彫刻という概念の示す領域は拡張し続けており、〈ここ〉あるいは〈これ〉と特定できません。しかし、夢見ることはできます。かつて画家のポール・ゴーギャンは一枚の絵に「我々はどこから来たのか、我々は何であるのか、我々はどこに行くのか」というタイトルを付けました。この問いかけは普遍的なものであり、私たちも、我々の彫刻はどこから来たのか、どのような心の働きの中で展開してきたのか、そして、彫刻の現在・未来はどうあるべきなのかと、問い続けなければなりません。飽くなき問いかけのみが彫刻に生命を与えます。 私たちの彫刻学科は、伝統的な素材や技術を重視しながらも、その起源を問い、現在をとらえ、未知の世界の扉を開こうと努力します。彫刻を愛する仲間が集い、大いに議論し制作をしましょう。