8 センチの厚さの床材でフローリングされている美しい工房。 床面は単にきれいなだけでなく、木材というデリケートな素材を保護するクッションにもなっています。 2 基のクレーンと集塵装置の他、様々な木材の加工機器も完備された工房です。
吹き抜けに備え付けられた大きなクレーンで、石材をトラックから直接工房に搬入できます。 また工房内には搬入用とは別に、動きのスムーズなインバータ式クレーンも設置されています。 重量物を移動させやすく女性にもやさしい工房です。強力な集塵設備はもちろん、シャワー室も隣接しています。
鉄やその他非鉄金属の加工や鋳造、セラミックの焼成など、重機や火気を使う制作のための複合工房。天井高 2 メートル以上の巨大空間が自慢です。
鋳造のための炉は大きいものから小さいものまで 4基を設置していま す。ブロンズはもちろん、アルミニウムの鋳造も可能です。
1250℃の本焼きができる窯は、高さと横幅それぞれに対応した 2 種類の大きなガス窯です。等身大の作品もそのまま焼くことができる大きな窯です。 電気窯も大中小の3 種類あり、合計5 基が設置してあります。
採光の美しい工房です。粘土槽を移動できるなど、目的に応じたフレキシブルな制作の展開が可能です。
ポリエステル樹脂を中心とした化学素材を扱う工房です。 有機溶剤対策として、吹き出した空気を強制的に吸い込み換気する「Push-pull 式」の強力な換気システムを備えています。 いわば工房全体が巨大な換気管となっています。
ミクストメディアには「複合的な素材」と「複数の表現媒体」という二つの意味があります。 ここではワックスやテラコッタを含むさまざまな材料に対応できる広いスペースと集塵・排煙設備を備え、多様な制作を可能にしています。
数台の PC、3D プリンタ、レーザーカッター、コンピュータ制御による 3D ルータなどの設備を備え、 PC からの 3D 出力や、映像的なアプローチが可能であり、彫刻の新しい可能性が模索されています。