今月末12年ぶりに開催されるデザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2024」での企画展示「描像するサテライト」に参加します。本企画は新たな潮流(タイド)を示しており、太田琢人氏のキュレーションのもとジャンルを越境した次世代の作家8名が集まり、デザインのその先にある表現を通じて多様な可能性を提示します。
戸田裕介 TODA Yusuke 1962年、広島県生まれ。1990年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。1995-96年、日航財団(現JAL財団)「『空の日』芸術賞」(1994年)、同財団海外派遣芸術家として渡欧(イタリア、フィレンツェ・イギリス、ロンドン)。1996年、Royal College of Art, Sculpture School, Post Experience Programme(イギリス)。2000年、国際交流基金 芸術家海外派遣フェローシップ(ドイツ)。同年、武蔵野美術大学造形学部共通彫塑研究室着任、現在同研究室教授。「現代日本彫刻展(UBEビエンナーレ)」、「神戸須磨離宮公園現代彫刻展」などの野外彫刻展を筆頭に、国内外のさまざまな彫刻コンクールで受賞を重ねる。国内をはじめ、アメリカ、インド、ロシアなど海外6か国7都市で滞在制作、彫刻を設置。
冨井大裕 TOMII Motohiro 1973年、新潟県生まれ。1999年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。2015-2016年、文化庁新進芸術家海外研修制度(アメリカ、ニューヨーク)。2018年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科着任、現在同学科教授。2011年、「MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」東京都現代美術館、「ヨコハマトリエンナーレ2011─OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか?─」横浜美術館ほかをはじめ、数々の展覧会に参加。本年、「PRIZE for LEADING CHARACTER 2024 DSF CULTIVATION AWARD」を受賞。 彫刻と彫刻以外のものの「間(あわい)」に目を向けるグループ「SCREWDRIVER」としての活動、実験スペース「壁ぎわ」と「はしっこ」の世話人をはじめ、アーティスト主体による展示・イベント等も精力的に行う。
<参加アーティスト> 会田誠、青山悟、池田学、石田徹也、岩崎貴宏、宇佐美雅浩、江口綾音、O JUN、岡本瑛里、荻野夕奈、加藤泉、金子富之、草間彌生、小松美羽、近藤聡乃、佐藤雅晴、塩田千春、棚田康司、チームラボ、Chim↑Pom from Smappa!Group、筒井伸輔、名もなき実昌、梅沢和木、奈良美智、宮島達男、宮永愛子、村上隆、森淳一、山口晃