その他
2026.04.23
2006年から2018年3⽉まで彫刻学科の教授として教鞭をとられていた彫刻家、⼾⾕成雄さんが4⽉15⽇都内の病院にて肺炎のためご逝去されました。享年78歳。葬儀はご家族の意向により、近親者のみで執り⾏いました。
着任された当初は、学⽣がすっと⼈物像の作品をつくることに、具象彫刻を断念してその後の展開に進んだご⾃⾝の学⽣当時を思い返しつつ考えていた姿が印象的でした。いまの学⽣たちに⾃⾝が何を伝えられるのかを常に考えつつ、⾃⾝の彫刻に向き合う姿勢をぶれずに語り続けていたように思います。また、ご⾃⾝のアトリエがそうだったように、常に制作の現場に緊張感をもつように、アトリエの掃除に厳しい⼈でした。⼾⾕さんといえばですが、学⽣と⼤いに飲み、代⾏が来るまで議論を交わしていました。彫刻学科では、世間における彫刻家 ⼾⾕成雄である以上に制作の現場と若者を愛する⼀作家、⼈としての「⼾⾕さん」であったと思います。
⼤学で学んだ、関わった皆さんそれぞれに、⼾⾕さんの姿や記憶、実感があると思います。
⽣前のご厚誼に深く感謝するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
武蔵野美術⼤学 彫刻学科研究室
主任教授 冨井⼤裕
7⽉に彫刻学科アトリエにてお別れ会を予定しております。詳細はおってご案内申し上げます。