「見えるとは?」という問いから、空気、呼吸、不可視な存在を手掛かりに、針金・鉄筋・トタン・べニア板・刺繍糸などありふれた素材で彫刻を制作。新生児の頭蓋骨にあるひび割れをモチーフに制作した小泉門シリーズを機に、石油化学素材のFRP極小曲面により心身物質世界の境界の具現化を試み、コミッションワークとして展開現在に至る。
主な展覧会1995年「視ることのアレゴリー1995 絵画・彫刻の現在」(セゾン美術館、東京)/ 2000年「Atsushi Hosoi & Song Dong 展」(ガスワークス・ロンドン)/ 2001年「亜細亜散歩 Beijing-Seoul-Taipei-Tokyo」(資生堂ギャラリー・東京)/ 2002年個展(レッドミルギャラリーバーモントスタジオセンター・アメリカ)/ 2019年 ポーランド日本友好100周年記念事業『 JIKIHITSU直筆 “THE SIGNATURE OF THE ARTIST”』(ワルシャワ)/ 2022年 国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ2022 (彦根城・滋賀)など。