大学では彫刻を学ぶ傍ら、波佐見や信楽といった窯業地でレジデンスに参加し制作。彫刻や陶芸で用いられる技法や素材の意味性を解体し、再構築する事で既存のジャンルを超えた塑像表現を目指す。近年では、公共の森林公園や建築物の植栽や空間を、粘土をメディウムにして象るといったフィールドワークを続けている。主な個展に「YAKIMOワークス For New Palace」㈱lixil GaleriaCeramica ,2010 /「Editable Region/In the Room」㈱アートフロントギャラリー,2012 /「A watched pot never boils.」Rusty Thought x home ,2023等。主なグループ展に「Woman`s Art style2011」COREDO日本橋 三井不動産,2011/「あれもやきものこれもやきもの」 滋賀県立陶芸の森陶芸館/「SEVEN TYPES―現代美術は今―」松坂屋名古屋店,2014/「でんちゅうストラット―つながる彫刻」小平市平櫛田中美術館,2021/「インクルーシブ・サイト―陶表現の現在」千葉市美術館,2023/「ところざわ アートのミライ」所沢市文化事業推進課,2023等がある。コミッションワークに、「Flames」ホテルユーラシア舞浜アネックス/「クジラはあの日の公園を思い出す。」中央区立桜川敬老館等複合施設がある。パブリックコレクションに「For New Palace#1」 Rusty Thought x home等がある。
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