公開日：2024年03月23日
向井ひかりさん（彫刻学科卒業）が、第1回BUG Art Awardにてグランプリを受賞されました。展覧会は2月18日（日）まで開催されます。詳細は以下のリンク先をご覧ください。
公開日：2023年11月05日
日時：11月6日（月）17：00〜 場所：武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館201講義室 ※学外の方もご参加いただけます。 トランスディシプリナリ・アーティスト（異分野を横断する・領域横断的な作家）長澤伸穂氏が『アート・アクティヴィズム：ソーシャルアクションとしてのアート』- Art Activism: Art as a Social Act(tion）- と題する講演を行います。この講演は全学科の学生を対象としており、私たちは、長澤氏を招待できることを嬉しく思います。 彼女のユニークな活動は、風景や建築の文脈を取り入れる サイト・スペシフィックな作品において、伝統的なメディアと新しいテクノロジーを独自の方法で具現化したものです。長澤伸穂氏は、更に、社会的な相互作用の機会を創りだす、『ソーシャリーエンゲイジド・アート』を実践しており、それらの作品は、社会、文化、政治、生態、心理学についての深い研究に基づいています。彼女の作品は、テクノロジーを取り入れた光やサウンドの作品の中にも、土、水、火、空気といった四大元素の物質性に着目することを忘れていません。 長澤氏はこれまでに地元の文化や歴史に介入したプロジェクトを手がけ、世界中で制作された４０以上パブリックアートでは建築家やエンジニア、又、作品が設置されるコミュニティとの協働によるコミュニティー・リスポンシブルな作品が多いことが特徴です。彼女は３０年以上に渡り大学で教鞭を取り、現在はニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の教授で、同大学院のディレクターを10年ほど務めました。 彼女の作品は日本、アメリカ、南米、ヨーロッパ、アフリカ、中近東などで発表され、国内外で多くの受賞歴があります。国内では水戸芸術館、世田谷美術館、埼玉県立美術館、名古屋市美術館、神奈川県立近代美術館等の展示を始め、越後妻有大地の芸術祭、瀬戸内アートトリエンナーレ、福島ビエンナーレ、徳之島アートプロジェクト、中之条ビエンナーレなどに出品。国外の展示は東欧初の日本現代美術巡回展でプラハ城、ハンガリーとドイツのルードヴィヒ美術館で展示、またバングラディシュ•アジア•ビエンナーレを始め、エジプト、トルコ、アラブ諸王国などのビエンナーレにも招集されています。 長澤氏は現在、私たちとは誰か、地球環境は誰のものなのか、という問いかけを提示する、森美術館の開館20周年記念展『私たちのエコロジー：地球という惑星を生きるために』(2024年3月31日まで）に展示しています。この展覧会は国内外のアーティスト34名による歴史的な作品から新作まで多様な表現約100点を、4つの章で紹介していますが、長澤氏は展示の第2章の『土に還る』：1950～80年代の高度経済成長の裏で、環境汚染が問題となった日本で制作・発表されたアートを再検証し、環境問題を日本という立ち位置から見つめ直す事に視線を向けたセクションの中で、まだ若い西ベルリンの学生時代であったの日本とベルリンの作品を展示しています。又、2023年11月5日まで開催される東京ビエンナーレ2023では『HEART Booking』というソーシャリーエンゲージド・アートを実践しており、その最後のワークショップは11月4日に神田の老舗の額縁や『優美堂』にて行われます。 長澤氏は今回、長い日本滞在中に、彼女自身の アーティストとしての活動と生き方を、武蔵美の学生たちと共有する時間を提供してくれました。私たちは、彼女の講演がすべての専門分野の美術学生だけでなく、メディア、デザイン、建築、社会政策に興味を持つ学生にとっても興味深いものになると考えています。 森美術館『私たちのエコロジー：地球という惑星を生きるためにhttps://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/eco/index.html 東京ビエンナーレ２０２３『リンケージ』https://tokyobiennale.jp/?lang=ja 「世界でアーティストとして生きるにはーベルリン～ニューヨーク渡った美術家・長澤伸穂の軌道ー」（ARTの心眼 | 清藤誠司）https://note.com/kiyofuji/n/n127b2e2b22e4 略歴：長澤伸穂氏は、ニューヨークを拠点に活動する美術家で、ベルリン芸術大学で修士号獲得後、カリフォルニアインスティテュート・オブ・ザアーツで現代美術、美術批評と音楽を学び、クレアモント大学、カリフォルニア大学で教授を勤め、2001年よりニューヨーク州立大学ストーニーブルック校芸術学部教授、同大学院ディレクターを10年間務める。2016年以降演劇学部兼任教授。トランス・ディシプリナリーアーティストとして世界各地で活動し、作品は建築空間と人々の心理学的側面を探求。それらはインスタレーション、建築的インターベンション、タイムベースの作品、更には、エコロジー、アクティビズム、パブリックアートなど、多岐にわたる。 hp: http://art.stonybrook.edu/nagasawa/ 【鷹の台キャンパス住所】 〒187-8505 東京都小平市小川町1-736 【アクセス】 A：西武国分寺線「鷹の台」駅下車 徒歩18分 ・JR中央線から 「国分寺」駅乗換、「東村山」行（2駅目） ・西武新宿線から 東村山」駅乗換、「国分寺」行（2駅目） B：西武バス「武蔵野美術大学正門」停留所下車すぐ ・JR中央線「国分寺」駅北口下車 「国分寺駅北口*」4番停留所より「武蔵野美術大学」行 または「小平営業所」行に乗車（バス所要時間：約25分） C：立川バス「武蔵野美術大学」停留所下車すぐ ・JR中央線「立川」駅北口下車 「立川駅北口」5番停留所より「武蔵野美術大学」行に乗車（バス所要時間：約25分）
公開日：2023年09月16日
武蔵野美術大学彫刻学科の卒業生である、パピヨン本田さんの著書「美術のトラちゃん」が
9月19日より発売されます。
関連リンク↓
・Amazonでの購入ページ
・卒業作家たちが語る武蔵野美術大学の魅力：第1回 パピヨン本田
https://bijutsutecho.com/magazine/series/s52/25597
公開日：2023年04月24日
素材・技法が様々で他ジャンルと結びつくことも多い今日の彫刻は、「彫刻とは何か」という共通の理解をもち得ていない。彫刻は、彫刻に関わる人の数だけ存在する。彫刻が「わからないもの」と見做される理由のひとつには、この彫刻についての考えの多様さがある。しかし、この多様さ＝彫刻のわからなさこそ、彫刻の豊かさの証明なのである。彫刻を識り、彫刻を考えるための一冊。武蔵野美術大学がおくる『彫刻の教科書』第一弾。
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編集者：冨井大裕・藤井匡・山本一弥
執筆者：冨井大裕・藤井匡・山本一弥・松本隆・黒川弘毅・細井篤・伊藤誠・桑名紗衣子・櫻井かえで・棚田康司・戸田裕介・長谷川さち・原一史・袴田京太朗・髙柳恵里・AKI INOMATA・多和圭三
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価格：¥2,750（税込）
こちらのリンクよりお買い求めいただけます。
公開日：2022年12月13日
本学科の客員教授である岡崎乾二郎先生が、第76回毎日出版文化賞の授賞式に参加されました。
公開日：2022年11月10日
優れた出版物の著者や翻訳者などを顕彰する第76回毎日出版文化賞（特別協賛＝DNP大日本印刷）の文学・芸術部門で、岡崎乾二郎先生の「感覚のエデン 岡崎乾二郎批評選集vol．1」が受賞されました。
公開日：2022年09月06日
平櫛田中の偉業を後世に伝え、優秀な彫刻家の顕彰を行う「平櫛田中賞」。
その第30回平櫛田中賞を客員教授の棚田康司先生が受賞されました。
受賞記念展が来年秋に田中美術館で開催される予定です。
詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。
https://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/docs/2022090100017/
